観光タクシーの福祉車輌タイプ

観光タクシーには、高齢者や身体が不自由な方向けの福祉車輌があります。福祉車輌には、車イスのまま乗り降りできる設備が用意されています。例えばスロープ付きの福祉車輌があり、車イスに乗ったまま観光タクシーを利用できます。介助の人がいなくても、ひとりで移動することができるでしょう。福祉車輌の中には運転する人はもちろん、乗車する人をサポートしてくれる看護スタッフが付き添う場合もあります。

観光タクシーには、回転シート型の福祉車輌があり、座席が回転するなどの工夫が施してあります。福祉車輌タイプの定員は、4から6名程度です。福祉車輌にも、乗車する人数に合わせて小型タイプのものや大型タイプのものがあります。専属のドライバーが運転しますから、家族の中に運転できる人がいなくても手軽に利用することができます。さらに、長距離移動の場合などは、ヘルパー資格を持った乗務員が付き添いますから安心です。

車イスを利用する方がいる場合は、車イス専用の昇降機が付いた福祉車輌を指定しましょう。また、ストレッチャー付き福祉車輌の場合は、ベットごと移動できるので、介護サービスなどを利用する際に適しています。車イスに乗ったままで利用できるトイレなどを完備していることもあるので、予約する際に電話で、タクシー会社に乗車する人の状態を説明すれば、その人に合った福祉車輌を案内してもらえるでしょう。

福祉車輌の主な用途ですが、病院に通院している時や入退院時に一時的に利用することが可能です。介護では、福祉車輌がショートステイやデイサービスなどの送迎に使われることもあります。遠い場所にある保養所や温泉への移動の際なども、福祉車輌なら安心して利用することができるでしょう。福祉車輌を観光目的で利用することも可能です。身体の不自由な人が旅行に行くときのサポートをしています。車イスを利用していると駅の階段や段差などが気になりますが、福祉車輌の場合は自宅の玄関からホテルの入り口まで、車イスのまま移動をすることが可能です。ドライバーが運転しながら観光案内をしますから、車に乗ったまま観光地巡りをすることができるでしょう。

福祉車輌は、他の観光タクシーとは違って特殊なタクシーですから、扱いのないタクシー会社もあります。福祉関連の業者が、介護サービスとして提供している場合も考えられます。観光タクシーを予約する際には車種を選ぶことができますから、福祉車輌を取り扱っているかどうかを確認しましょう。